現場レポート

【越前市】断熱リフォームがスタートしました

今回の工事ポイント
・対象範囲:居室・洗面室・脱衣室・窓まわりの断熱改修
・工期目安:約5か月
・補助金対応:あり«越前市断熱性能向上住宅リフォーム補助金»

「朝、足元が冷たくてつらい」「洗面室で着替えるのがしんどい」「窓に結露がついてカビが心配」──そんな冬のお悩みからご相談をいただいた、越前市のお住まいで断熱リフォーム工事が始まりました。

工事前の室内のようす(リフォーム前)
左:工事前の室内。冬の朝いちばんに冷えるスペースでした。
断熱リフォーム後の完成イメージパース
右:完成イメージ(別現場イメージパース)。断熱リフォーム+内装で、あたたかく落ち着いたLDKに。

現在は、室内の壁や天井をいったんはがす“解体工事”が終わったところです。柱や梁(はり)が見える状態になっていて、これから壁と天井の内側に断熱材を入れていく準備が整いました。

 


 

お悩み|冬の寒さ

どこがつらかったの?

一番のお悩みは「朝いちばんの洗面・脱衣室が冷えること」と「足元のヒヤッとした寒さ」。とくに50代・60代の方からは「冬になると身体が固まる感じがする」という声をよく聞きます。

まずは現場で「どの部屋が一番寒いのか」「いつ冷えるのか」「どこに結露が出るのか」を一緒に確認します。今回は洗面まわりと足元の冷たさがテーマでした。

 


 

工事のようす

解体してわかったこと

断熱リフォームというと「壁の中に断熱材を入れるんですよね?」というイメージがあると思いますが、いきなり入れるわけではありません。

まずは壁と天井の仕上げ材をはがして、骨組みの状態を確かめます。今回も、室内を解体して柱や梁がしっかり見える状態になりました。「こんなふうになってるんですね」と驚かれる方が多いタイミングです。

壁や天井をはがしている様子・解体中
室内の壁・天井をはがして骨組みをチェック中。「こんなふうになってるんですね」と驚かれることが多い工程です。
現場でチェックしていること
  • どこから冷たい空気が入りやすいか
  • どこからあたたかい空気が逃げているか
  • 下地や柱に傷みがないか

見えないところをしっかり確認してから進めることで、「工事したのにまだ寒い…」という失敗を防ぎます。

 


 

次の工程

これからやること

次の工程は、壁と天井の内側に断熱材をすき間なく入れることです。断熱材は、ふかふかの布団のような役割をします。外の冷たい空気を入れにくくし、あたためた室内の空気を逃がしにくくします。

さらに、その上から気密シートでくるんで、すき間から熱が抜けないようにしていきます。これが、冬の「ヒヤッ」を抑えるいちばん大事なポイントです。

柱と梁だけが見えている今の現場の状態・解体後
現在の室内は “すっぴん状態”。この空間に断熱材をすき間なく入れていきます。

 


 

効果

どれくらい変わるの?

断熱リフォーム後の変化(事例)
  • 朝の室温が 約2〜4℃アップ
  • 暖房効率が上がって 光熱費が約15%ダウン
  • 窓まわりの結露が出にくくなった

「脱衣室が寒いのがつらい」「お風呂に入る前の洗面所が冷える」というお悩みは、とくに50代・60代の方から多い声です。温度差を小さくすることは、毎日の負担を減らすだけでなく、体への安心にもつながります。

別現場の断熱材施工イメージ。天井や壁の中に断熱材を入れている写真
壁と天井の内側に断熱材をすき間なく入れるイメージ(別現場の施工写真)。

 

断熱材を入れることで、室温が2〜4℃上がり光熱費も約15%削減できます。
断熱リフォームの施工事例を見る

 


 

よくある質問

よくある質問

Q. うちもできますか?

A. 築年数が経っていても対応できます。柱や梁の状態を確認しながら進めるのでご安心ください。

Q. 家ぜんぶまとめてじゃないとダメ?

A. いちばん寒い場所だけから始めることも可能です。洗面室+脱衣室だけ、というケースもよくあります。

Q. 補助金は使えますか?

A. 使える場合もあります。申請手続きもこちらでサポートできますので、「書類がむずかしそう」という方も安心してご相談ください。

 


 

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